鴨川をどりを前に、パンフレット用の撮影をする先斗町の舞妓=2025年3月25日午後1時7分、京都市中京区、新井義顕撮影

 京都五花街の一つ、先斗町(ぽんとちょう)の「鴨川をどり」が5月1日から先斗町歌舞練場(京都市中京区)で始まる。本番を前に芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)たちが25日、衣装合わせや舞台での写真撮影に臨んだ。

パンフレット用の撮影の合間に、記念撮影を撮る舞妓ら=2025年3月25日午前10時10分、京都市中京区、新井義顕撮影

 鴨川をどりは古都の初夏を彩る伝統の舞踊公演。第186回の今回は、第1部で舞踊劇「白菊の恋」を披露する。第2部の「艶(あで)姿 京 水めぐり」は純舞踊。渡月橋や貴船神社など水にゆかりのある京都の名所が登場し、フィナーレでは芸妓と舞妓が勢ぞろいする。

鴨川をどりの衣装を着てパンフレット用の撮影をする先斗町の芸妓=2025年3月25日午前11時37分、京都市中京区、新井義顕撮影

 舞妓の市優里さんは「大阪で万博も始まります。国内外を問わず、鴨川をどりも多くの方に見にきていただけたらうれしおす」と話した。

鴨川をどりの衣装をまとった先斗町の芸舞妓ら=2025年3月25日午前10時7分、京都市中京区、新井義顕撮影

 公演は5月24日までの1日3回。茶券付き特別席7千円、特別席6千円、普通席4千円。売店では、芸妓、舞妓がお座敷や稽古で使った着物や帯をバッグやポーチにした商品も提供する予定だ。

 問い合わせは先斗町歌舞会(075・221・2025)へ。

鴨川をどりの衣装を着てパンフレット用の撮影をする先斗町の芸妓=2025年3月25日午前11時1分、京都市中京区、新井義顕撮影
鴨川をどりの衣装を着てパンフレット用の撮影をする先斗町の芸妓=2025年3月25日午後0時8分、京都市中京区、新井義顕撮影

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