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朝日新聞の取材に応じる駐米台北経済文化代表処の蕭美琴代表(当時)=2022年9月8日、ワシントン、ランハム裕子撮影
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 台湾の蕭美琴(シアオメイチン)・次期副総統が3月にチェコを訪問した際、駐プラハの中国大使館の関係者が尾行していたとチェコ紙が報じたことについて、台湾外交部(外務省)は6日、チェコ側に調査を求めたと明らかにした。チェコ側は「調査中」だと台湾側に伝えたという。

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 蕭氏は3月17~19日にチェコを訪問。報道によると、蕭氏が空港からプラハの中心部に車で向かっている際、1台の車両がその後を尾行。赤信号を無視して交差点に進入し事故になりかけたため、警察が止めたところ、中国の外交パスポートを示したという。

 チェコのシンクタンクの関係者はX(旧ツイッター)に尾行していたのは「軍事部門の中国外交官だった」と投稿。台湾メディアもXの投稿を引用する形で報じている。

 蕭氏は1月の総統選で、中国側が「独立派」とみなす民進党の頼清徳(ライチントー)・次期総統とともに副総統に当選。米国人の母を持ち、昨年11月まで駐米代表(大使に相当)を務めた。「台湾独立を謀った」などとして、中国政府の制裁を受けている。

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