最大震度6強の強い地震に襲われた台湾を支援するため、募金活動をする楽天の宋家豪(左)ら=2024年4月6日、仙台市の楽天モバイルパーク宮城、笠井正基撮影

 最大震度6強の強い地震に襲われた台湾を支援するため、東北楽天ゴールデンイーグルスは6日、仙台市の楽天モバイルパーク宮城であったソフトバンク戦の試合前に募金活動を行った。今江敏晃監督のほか、台湾出身の宋家豪ら9選手が参加し、約1050人から募金額は51万6618円に上った。

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 宋選手は募金箱を抱え、募金をしてくれた一人ひとりに感謝の思いを伝えた。「台湾が地震で苦しい時に日本の人々に助けていただいて、本当にありがとうございます」

 15分ほどで多くの善意が寄せられ、宋選手はこらえていたものを抑えられなかった。「自分1人ではできないことなので、皆さんの助け合いで台湾のために募金していただいて本当に感動しました。自分ができることを精いっぱいして、早く台湾が回復できるように祈っています」と話した。

 チームは東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県を本拠とする。今江監督は「震災に関して、我々イーグルスは先頭に立ってやっていかないといけないと思うし、少しでも力になれるならと、(試合前でも募金活動に)参加しようと思っています」と語った。(笠井正基)

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