台湾東部の花蓮県で10日午後9時10分(日本時間同10時10分ごろ)、走行中の列車が脱線した。列車を運行する台湾鉄道によると、乗客146人が乗車していたが、けが人はいなかった。3日に発生した地震の余震に伴う落石が原因の可能性があるとみられる。 報道などによると、列車は東部の台東市から北部の新北市に向かっていた。落石と接触したとみられ、前方の1~2両目が脱線した。 花蓮県では3日、最大震度6強の地震があった。余震はいまも続いている。(台北=高田正幸)