【動画】鹿児島市与次郎で暴風、街路樹が折れる=太田悠斗撮影
台風10号が鹿児島県本土を通過した29日、枕崎市で最大瞬間風速51.5メートル、鹿児島市で同38.8メートルを観測するなど、各地で暴風が吹き荒れた。
1人が行方不明となったほか、重軽傷者は24人に上っている。街の動きは戻りつつあるが、台風の進むスピードが遅く、気象庁は引き続き大雨などに注意するよう呼びかけている。
鹿児島海上保安部によると、行方不明になったのは、北九州市門司区白野江2丁目の船長、潟岡英行さん(64)。28日午後8時半ごろ、鹿児島市七ツ島2丁目の鹿児島港で「係留中の小型船が沈み男性1人が海に転落した」と119番通報があった。
台船などを移動させる押船(…