8月1日午前6時時点の台風9号の進路予想図=気象庁のホームページから

 台風9号は2日にかけて暴風域をともない、伊豆諸島から房総半島の東沖合を北に進む見通しだ。気象庁は、関東地方では暴風に警戒し、大雨にも注意を呼びかけている。一方、中部地方以西は1日も高気圧に覆われ、大分県では最高気温39度が予想されている。

 気象庁によると、台風9号は1日午前6時時点で八丈島の東南東220キロを、1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は35メートル。

 2日午前6時には勢力を増して千葉県銚子市の東約110キロ付近を進み、中心の最大瞬間風速は40メートルの見込み。

 関東では1日昼過ぎから2日夜のはじめにかけて、雷を伴った激しい雨が降るところがある。関東や伊豆諸島で、多いところでは1時間に30ミリの雨の予想。

 中部以西や東北の日本海側は1日は晴れる見通しで、最高気温の予想は大分県西部で39度。愛知県西部でも38度などとなっている。

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