米西部ユタ州の大学構内でトランプ大統領に近い右派の政治活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、米連邦捜査局(FBI)などは12日朝、ユタ州出身の男を拘束したと発表した。11日夜に家族から引き渡されたという。
FBIやコックス州知事らの会見によると、男はタイラー・ロビンソン容疑者(22)。現地時間11日夜に同州南部のザイオン国立公園付近で警察に拘束されたという。
コックス氏は容疑者について「近年、政治的になっていたと家族が話している」と述べた。事件前に夕食の場で、家族に対してカーク氏への嫌悪感を語ることがあり、この時点で容疑者は、事件現場となった大学をカーク氏が訪問する予定も認識していたとした。
事件後、犯行に使われたとみ…