みなさん、こんにちは。8月15日に米アラスカ州のアンカレジで行われた米ロ首脳会談を、現地で取材してきました。約3年半前にロシアがウクライナへの全面侵攻を始めてから、米ロの大統領が直接顔を合わせるのはこれが初めてということもあり、大変な注目を集めました。
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- ウクライナ侵攻後初の米ロ首脳会談 停戦へ進展なし、突破口開けず
この3日後の18日、トランプ氏はワシントンのホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会談。その後、欧州の首脳らが加わった会合も開かれました。
しかし、こうした会談を重ねても、ウクライナでの停戦に向けた見通しはまったく開けていません。
それだけではありません。トランプ氏が次のステップとして重視し、開催に自信を示していた、ロシアのプーチン大統領とゼレンスキー氏の直接対話すら、実現のめどが立たないままです。
では今回の一連の会談で、ロシアやウクライナが得たものは、いったい何だったのでしょうか。一度ここで整理しておきましょう。
■プーチン大統領が得た大きな…