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阪神甲子園球場からもっとも近い尼崎信用金庫の浜甲子園支店。職員は常に縦じまのユニホームを着ている=兵庫県西宮市鳴尾町4丁目
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 全国の虎ファンが熱い視線を注ぐ尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市)の看板商品「がんばれ阪神タイガース定期預金」の今年の申込期間が、今月末に迫っている。「アレンパ」を目指す今季、チームはやや出遅れ気味だが、一足早い「ラストスパート」に期待がかかる。

 今年の取り扱いは2月1日、プロ野球のキャンプインにあわせて始まった。

 チーム成績に連動した商品券のプレゼントが人気で、今年は、ペナントレースの勝利数によって賞品総額が変動する「勝星賞」、チームのホームラン総数によって当選者数が決まる「ホームラン賞」に加え、得点総数分の当選者に2万円の商品券が贈られる「得点賞」が用意された。

【がんばれ阪神タイガース定期預金2024のプレゼント内容】

◎「勝星賞」(100人)→勝利数に応じた商品券 ※上限あり。昨シーズンは1人につき実質79万円分
◎「ホームラン賞」(ホームラン総数分)→5万円分の商品券 ※昨シーズンは84本
◎「得点賞」(得点総数分)→2万円分の商品券
(3賞とも、預金額によって抽選に条件がある)

 すべての客に0・01%の金利が上乗せされるのも魅力的。「抽選券も付いてくるので、預けて頂ければ頂くほどお得になります。シーズンの最後まで試合結果を見守り、応援して頂ければ」と尼信総合企画部の平山裕司専門役(49)は話す。

 「タイガース定期」が始まったのは1999年。野村克也監督が就任した年で、金利は優勝したら3倍、準優勝で2倍だった。

過去最高額はあの監督のとき

 初年は約330億円(約4万…

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