2024年のひょうの被害で傷がついた和歌山県みなべ町の梅の実=和歌山県提供 和歌山県は、6日に県内でひょうが降った影響で、県産の梅の実に傷がつくなどの被害が出たと発表した。被害額は田辺市とみなべ町で計2億6379万円に上る。 県によると、被害面積は計1433ヘクタールに及ぶ。今後、実が成長してから、さらなる被害が判明する場合も可能性もあるという。 ひょうによる梅の被害は昨年3月にも発生。被害額は1市7町で計21億5274万9千円に上った。この被害は2000年以降の記録で2番目の規模で、梅の不作の一因にもなった。