就職活動を控えた大学生らに四国での就職を考えてもらおうと、四国4県と四国経済連合会でつくる協議会が7月6日、四国の企業44社を集めたイベントを大阪市北区の梅田スカイビル・ステラホールで開く。
イベント名は「四国UIJターン・インターンシップフェアin大阪」。四国電力やJR四国などのインフラ企業や製造、金融、ITなどの企業がブースを設け、事業内容やインターンシップ(就業体験)の予定などについて1回25~30分で説明する。4県もそれぞれブースを構え、県職員の採用情報や地域の魅力などを伝える。
午前10時半~午後1時半と午後2時半~5時の2部構成で、出展企業は一部入れ替わる。徳島県から阿波銀行、阿波製紙、エス・ビー・シー、大塚製薬工場、四国化工機、ときわ、徳島大正銀行、日亜化学工業、はなおか、冨士ファニチア、港産業の11社、香川県からアオイ電子、STNet、大倉工業、カトーレック、サムソン、四国化成ホールディングス、四国電力、JR四国、タダノ、帝国製薬、百十四銀行、勇心酒造、四電工の13社、愛媛県からアイム、あわしま堂、伊予銀行、NTTデータ四国、四国ガス、四国西濃運輸、太陽石油、ネッツトヨタ瀬戸内、フジ、三浦工業、レデイ薬局の11社、高知県から兼松エンジニアリング、技研製作所、高知銀行、高知新聞社、四国銀行、ソフテック、テレビ高知、宮地電機、YAMAKINの9社が出展する。
対象は2026年3月卒業予定の大学、大学院、短大、高専、専修学校などの学生。それ以外の学年の学生や留学生、卒業3年以内の社会人も参加可能。参加費無料。
専用サイト(https://meet4shikoku.jp/
四国UIJターン就職促進協議会によると、毎年1万人以上が四国から四国外の大学に進学し、進学先の4割以上を関西圏が占めるという。担当者は「四国には魅力的な生活環境と多くの優良企業があることを知ってほしい」と話す。問い合わせはMeet(ミート)4(フォー) SHIKOKU事務局(0120・929・440)。(森嶋俊晴)