能登半島地震からの復興をお寿司(すし)で応援するイベント「ご当地回転寿司フェスティバル」が31日~11月4日、富山県高岡市二塚の「高岡テクノドーム」で開催される。全国から、人気の回転寿司15店舗が集まり、それぞれの地元食材をふんだんに使った寿司を来場者に販売する。
「がんばれ能登! 負けるな北陸!」がテーマ。入場料は1千円(食券は別料金)で、一部が石川県漁業協同組合、同酒造組合に義援金として送られる。実行委員会は「多くの方に来場いただき、能登の復興復旧につなげたい」と話した。
能登半島地震では、石川県だけでなく、富山県氷見市、高岡市などでも被害が出ている。同県は現在、「寿司といえば、富山」のPRプロジェクトを進めており、今回の支援イベントと連携することになった。
地元・富山から「氷見きときと寿司」「番やのすし」など4店舗のほか、石川から「金沢まいもん寿司」が出店。そのほか、「清次郎&太助寿司」(岩手・秋田)、「がってん寿司」(埼玉)、「にぎり長次郎」(大阪)、「美々すし」(長崎)など東北から九州までの計15店舗が参加する。地ビールも販売される。(前多健吾)