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 天皇陛下をはじめ、皇族方の活動や関連する出来事を過去にさかのぼって紹介する「皇室365」を始めました。皇室のあり方が問われる中、公務や宮中行事などのトピックを毎週、担当記者が詳しく読み解きます。

■4月1日(2024年)愛子さま 日本赤十字社に入社

 皇室の方々にとっても、4月は新しい生活のスタートの時期だ。

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは2024年のこの日、東京都港区の日本赤十字社に入社した。配属先は「ボランティア活動推進室 青少年・ボランティア課」。常勤の嘱託職員として、ボランティアグループの育成や研修などを担う。故寛仁さまの次女瑶子さまがかつて勤務した部署だ。

 宮内庁によると、愛子さまはかねて福祉活動に関心があり、日赤の活動に携わることで少しでも社会に貢献することができればと、志望したという。

写真・図版
佐賀県赤十字血液センターを視察する天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=2024年10月12日、佐賀市

 「国民と苦楽を共にしながら務めを果たす」ことであり、それはすなわち「困難な道を歩まれている方々に心を寄せる」ことでもある――。愛子さまは日本赤十字社の入社にあたり、宮内記者会の質問に文書回答を寄せた。そのなかで、皇室の役目の基本をそう述べた。そして、今後の抱負として「元々関心のあったボランティアに関する業務を始め、赤十字の活動に幅広く触れ、新たなことにも挑戦しつつ、様々な経験ができれば嬉(うれ)しく思います」と語っている。

 愛子さまのように、公務のか…

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