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女性初の七大タイトル戦の挑戦者決定戦進出を逃した上野愛咲美女流立葵杯=3日、東京・市ケ谷の日本棋院

 囲碁の第80期本因坊戦の本戦トーナメント準決勝が3日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、孫喆(そんまこと)七段(29)が上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(23)を破り、挑戦者決定戦(挑決)進出を決めた。

 本来的に男女間で能力差がない頭脳ゲームの囲碁において、女性棋士は長らく男性棋士に圧倒され、七大タイトル戦の覇者はすべて男性が占めてきた。女性は挑戦者になったこともなく、挑戦権を争う本戦トーナメントの8強が過去最高位だった。

 今期本因坊戦で、上野は8強の壁を破って4強に進出。この日の準決勝でも序盤に大きくリードしたが、がんばりすぎて反撃に遭い、逆転負けを喫した。

 勝った孫は挑決初出場となる。一力遼本因坊(27)=名人、棋聖、天元と合わせて四冠=への挑戦権をかけて、7日に芝野虎丸九段(25)と対戦する。

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