今年3月までに、香川県では県議会と県内17市町の全議会で「選択的夫婦別姓制度」に関して、議論の活性化を求める意見書が可決された。
これを受け、議員への働きかけをしてきた団体が5月末、県内の地方議員や県関係の国会議員を招いた車座対話集会を開いた。
国会での議論が停滞する同制度について、各議員がどのように考えているのか、紹介する。
- 「姓選ぶ権利を」県内全議会で意見書可決は全国初 政党を超えた賛成
イベントを主催したのは、多くの議会で働きかけをしてきた「選択的夫婦別姓を願う香川県民の会(ぼそぼその会)」。
車座対話集会は5月26日午後に高松市内であり、県選出の国会議員や市町議会の議長に参加を依頼。欠席する場合は、選択的夫婦別姓に関するメッセージをもらえるよう頼んでいた。
香川関係のすべて国会議員の発言もしくは対応について、記事後半で詳報しています。
会場に現れた国会議員たち
当日、集会の開始時間から会…