インドネシアで、高額な住宅手当が国会議員に支給されていることに反発が広がり、複数の都市で大規模な抗議デモが起きている。ジャカルタでは28日、バイクタクシーの男性が警察車両にひかれ、死亡する事態に発展したことで市民の怒りはさらに激化した。国家警察は関与したとされる警察官を拘束したが、事態の沈静化は見通せない。
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「年間6億ルピア(約536万円)ものカネを受け取って、一体どこに家を借りるんだ。天国にでも住むというのか」
28日、ジャカルタの国会議事堂近くであったデモで、主催団体の男性はこう糾弾した。
6億ルピアは、ジャカルタ首都圏の年間最低賃金の約10倍にあたる。ジャカルタではこの日、労働組合や大学生の団体などが複数のデモを実施。国営アンタラ通信によると、参加者は4千人超に上ったという。
警官にひかれ市民死亡、国民の怒り拡大
ことの発端は8月12日、最…