国民民主党の玉木雄一郎代表は15日、立憲民主党の枝野幸男最高顧問が「(国民民主は)無視するのが一番いい」などと発言したことについて、「寂しい。無視されるのが一番悲しい」と述べた。定例会見で質問に答えた。
さらに玉木氏は、「私たちは誰も無視しない。国民のためになる政策であれば、与野党関係なく力を合わせて進めていきたい」とも述べた。
枝野氏は14日の都内のイベントで、参加者から報道各社の世論調査などで支持率を伸ばしている国民民主について感想を求められ、「無視するのが一番いい。論評に値しない」と発言していた。
物価高や米トランプ政権の関税措置をめぐっては、与野党から消費減税の実施を求める声が上がっている。一方、将来世代への負担のつけ回しだとして「ポピュリズム」(大衆迎合主義)との批判も出ている。こうした批判に対し、玉木氏は「減税という政策手法を評価している人が多くなっており、ポピュラーな政策だ」と反論した。