国民民主党は14日の両院議員総会で、今夏の参院選の全国比例で、日本維新の会に所属していた前衆院議員の足立康史氏(59)、同党の元衆院議員だった山尾(本名菅野)志桜里氏(50)、立憲民主党に所属していた元参院議員、須藤元気氏(47)、みんなの党や自民党に所属していた元参院議員、薬師寺道代氏(61)の4人を擁立することを決めた。
経験の乏しい若手が多い国民民主にとって、国会議員経験者の擁立には、「即戦力」として期待を寄せる声がある。一方で、足立氏については過去に他党に対する言動で懲罰動議を受けていたことや、山尾氏については過去の私生活をめぐる報道があったことなどから、党にも批判が寄せられていた。
舟山康江・両院議員総会長は同日、記者団に対して4人の能力を評価した上で、「様々な批判の声を勘案してもやはり公認すべきだということで決まった」と説明した。