参院選(20日投開票)で、各党は何を訴え、どんな目標を掲げるのか。国民民主党の玉木雄一郎代表に聞いた。
針路を問う 参院選2025
――参院選のテーマと目標獲得議席数は。
手取りを増やす夏にする。政策を実現するためにも、議席を増やしたい。目標は非改選の5議席を除いて16議席の獲得。(合計で)21議席になれば、予算を伴う法案を単独で提出できる。
――主な争点は。
物価高騰対策だが、アプローチが各党で分かれている。国民民主党は手取り、所得を増やすことで対応しようとしている。178万円まで所得税の控除額を引き上げれば、10万円ほど手取りが増える。2万円配ったり、食料品だけを1、2年減税したりするより、10万円手取りが増えたほうが全て包含して対応できる。
――参院選後の政権枠組みについて。与野党との連携も含めてどう考えるか。
誰と組むかより何を成し遂げるか。政策ごとに判断していくことになる。
――今後、政権交代を目指すのか。
日本の政治は米国のような二…