国連総会(193カ国)の一般討論演説が24日、米ニューヨークの国連本部で始まり、アラブ諸国を中心とした多くの国がパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを批判した。イスラエルは攻撃の正当性を主張し、ガザだけでなくレバノンを拠点にしているイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃も続ける方針を示した。
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今年の一般討論演説では約120カ国の元首・首脳の登壇が予定されている。最初に演説した国連のグテーレス事務総長は「不処罰の時代をいたるところで見ている」と話し、世界各地で国際法や国連憲章が踏みにじられている傾向を批判した。
ガザについて「地域全体を巻…