FRCに挑むメンバー=特定非営利活動法人サクラテンペスタ提供

 国際的ロボットコンテスト「FRC」に挑む日本のチームが増えています。技術力を競うだけでなく、世界的なリーダー育成を目的とした大会で、高校生たちが未来のチャンスをつかむ場にもなっています。(EduA編集部 岩波精)

まなviva!

幼い子から人生のベテランまで。「学ぶ」をとりまく喜怒哀楽や最新事情を伝えます。

 FRCは米国のNPO「FIRST」が主催する大会で、15~18歳が対象。毎年4月に米国で開かれる。今年は28の国・地域から約10万人が参加。日本のチームは2014年から参加するようになり、今年は北海道や徳島などから7チーム、計100人が挑んだ。

 毎年1月に、「持続可能なエネルギー」や「宇宙探査」など、その年のテーマが英語で発表される。参加チームはルールブックを読み込み、6週間以内に大型ロボットを作製。世界各地で開かれる地区大会に挑む。

 費用を参加者が自力で調達す…

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