31日は、19日に続いて今夏2度目の土用の丑(うし)の日。昨年も丑の日は2回あった。なぜ2回ある年が発生するのだろうか。
土用は、暦で季節の移り変わりを表す目印である「雑節(ざっせつ)」の一つ。立春、立夏、立秋、立冬の前、それぞれ17~19日間を指す。本来ならば年4回だが、現在では立秋の前にある夏の土用(7月下旬~8月上旬)を指すのが一般的になっている。
この期間で、十二支の丑にあたる日が「土用の丑の日」だ。12日周期のため、約18日間に2回、丑の日が巡ってくるケースが発生する。1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼ぶ。ちなみに来年2026年は、7月26日の1回のみだ。
厳しい暑さを乗り切ろうと…