国が進める「部活動の地域移行」を受け、全日本合唱連盟と朝日新聞社は6月、「ビギナー指導者のための講習会」と「音楽系地域クラブ活動の実践事例研究セミナー」を東京・築地の朝日新聞東京本社読者ホールで開く。
講習会は、地域の合唱クラブで新たに教えることになった指導員をはじめ、学校の教員・外部指導員、大学合唱団の学生指揮者などで指導経験の少ない人を主な対象とする。東京・豊島岡女子学園コーラス部元顧問の柴田由美さん、「はじめての指揮法」(音楽之友社)の著書がある全日本合唱連盟副理事長の斉田好男さんが講師を務める。
6月1日午前10時~午後5時。受講料6千円。定員60人、5月26日締めきり。
「実践事例研究セミナー」では、合唱や吹奏楽の活動を取り入れている音楽系地域クラブ活動について実例を報告し、意見交換する。合唱連盟理事の戸ノ下達也さんが進行役となり、福島県で学校の枠を超えた「合唱塾」を開く小針智意子さんらが参加する。6月29日午後2~5時、オンライン参加も可。無料。来場定員60人、6月23日締めきり。
いずれも申し込みは全日本合唱連盟ホームページ(https://jcanet.or.jp/index.html)から。