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【動画】能登半島地震、発災2週間から半年の変化は=波絵理子撮影

解体作業が進む珠洲市内の様子=2024年6月26日午後5時54分、石川県珠洲市三崎町寺家、波絵理子撮影

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市。発災直後、倒壊した家や大きく傾いた電柱、がれきが山積みになっていた街の様子は、この半年でどう変わったのか。記者が車に固定したカメラで定点観測し、撮影した映像を見比べた。

  • 地震3カ月、動画で見比べる発災2週間との変化は 珠洲市内を走った

 家屋倒壊の激しい正院地区。1月中旬の頃は、潰れた家の屋根やがれきの山が道路に大きくせり出し、車は徐行で1台通るのがやっとだった。3カ月経った4月初旬の頃は、がれきは道路の奥に押し込められ、以前より通行しやすくはなっていた。

 地震から半年を前にした6月下旬には、公費解体が進んだのか、せり出していた家はなくなり、ぽつぽつと更地も見え始めた。それでも、解体が必要と思われる家屋はまだ多く残っている。

 津波被害のあった寺家地区…

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