2024年8月8日に発生した宮崎県日向灘を震源とする地震(最大震度6弱)の前に、これまでよりも短い間隔でスロースリップ(ゆっくりすべり)が発生していたという研究成果を国土地理院が発表した。将来的な地震の予測につながるかもしれない知見だという。

 この地震の規模を示すマグニチュードは7.1で、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発令される要因にもなった。

地震の影響で倒れた鵜戸神宮の灯籠(とうろう)=2024年8月9日、宮崎県日南市宮浦、西岡矩毅撮影

 日向灘のような陸側のプレー…

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