フィギュアスケートの国別対抗戦は20日、東京体育館でエキシビションがあった。
米国に次ぐ2位に入った日本チームの8人は、流行曲のメドレーに合わせて、チャーミングな演技をそろって披露した。
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エキシビション前に、3月の世界選手権男子銅メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は取材に応じた。
今季の自身については「30点。反省する試合がたくさんあった。フリーで自分が納得できないような演技が多かった」と振り返った。
10カ月後にはミラノ・コルティナ五輪が控える。最大のライバルとなるのは世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(米)だ。
「マリニン選手は(調子が)悪くても、最低限やることはできていると感じる。自分も最低のラインというものを少しずつ上げていきたい」
五輪には、9月の最終予選(北京)の結果次第だが、ロシア勢も個人の中立選手(AIN)として参加してくる。
世界選手権銀メダルだった坂本花織(シスメックス)にとっての壁になる可能性は高い。
ロシア勢を迎え撃つにあたっての対策を問われると、「対策は、(ロシア勢の演技を)見ない。周りはもう見ないで、自分に集中します」と冗談めかして話した。