2025年6月12日、インド西部アーメダバードの空港付近でエア・インディア機が墜落した後、立ち上る煙が映し出されたSNS上の映像=AFP時事

 インド西部グジャラート州アーメダバード近郊で12日午後、空港を離陸したエア・インディア171便(ボーイング787型機)が墜落した事故で、機体は事故2日前に羽田空港を離陸していた。航空機の飛行状況を提供する民間のウェブサイト「フライトレーダー24」の記録で分かった。

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 フライトレーダー24によると、事故があったエア・インディア機は6月9日にインドのデリーを出発し、羽田空港に到着。10日昼に羽田から離陸し、デリーに向かっていた。

 機体はアーメダバードを12日午後1時40分ごろに離陸し、英国の首都ロンドン近郊のガトウィック空港に向かう予定だった。事故当時、乗客・乗員は242人で、当局による救助作業が進められている。AP通信は、地元警察幹部が、墜落機に生存者はいない模様だと語った、と伝えた。

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