色鮮やかな星座の絵も投映できる京都市青少年科学センターのプラネタリウム

まなび場天声人語「見出し」

 「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の紙谷あかり記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。

「星を想い、星を追い、星と老い」 「さよなら 織姫… 」「星を見上げて私を輝かす」「織姫にセンター譲る小熊かな」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?

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今月の優秀作

七夕の宵空仰ぎ「彦星あのね…」(松下葉子さん 64 埼玉県)

遥かなるアルタイルへの伝言(竹内和子さん 67 大阪府)

君が不動のスターになっても(村上雄次さん 79 神奈川県)

七夕の未来図(加藤安博さん 82 千葉県)

ベガと歩く25年(高田佳恵さん 40 奈良県)

(編集者のワンポイント)声に出して 「てにをは」変えて

 かつて星座早見盤を頼りに見上げた夜空も、今はスマホのアプリが教えてくれる。けれど星々は変わらず輝き続けていた、というところが心に残りました。後半部分の、星空も不変ではないという点は、うまく見出しに落とし込まないと矛盾してしまうので、思い切って絞り込みました。

(編集者の見出し)アプリの導き また出会えた瞬き

 今回つけた見出しは、「瞬き…

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