【動画】沖縄尚学が故郷へ凱旋=恵原弘太郎撮影

深紅の大優勝旗と優勝盾を手に、空港で出迎えを受ける沖縄尚学の選手たち=2025年8月24日午後1時40分、那覇空港、恵原弘太郎撮影

 第107回全国高校野球選手権大会で初優勝した沖縄尚学が24日、沖縄へ凱旋(がいせん)した。

 那覇空港(那覇市)では、深紅の大優勝旗を持った真喜志(まきし)拓斗主将(3年)を先頭に選手たちが出てくると、詰めかけた大勢の県民が「おめでとう」「おかえり」と拍手で迎え、選手たちも笑顔で応えていた。

 那覇市内の校内であった優勝報告会では、在校生や保護者らがバンザイして喜んだ。

 比嘉公也監督は「県民の皆様の大声援が力になり、接戦をものにすることができた。新チームはこの旗を甲子園に戻すという大きな目標ができたのでまた頑張りたい」とあいさつした。

 真喜志主将は「声援を力に変えてプレーすることができ、感謝しています。3年生は高校野球は一区切りつきますが、これからも気を抜かず頑張る。1、2年生には熱い声援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 全国選手権大会に2年ぶり11回目の出場をした沖縄尚学は、末吉良丞(りょうすけ)と新垣有絃(ゆいと)の左右の両エースを軸にした堅い守りで勝ち上がった。

 23日の決勝では日大三(西東京)に3―1で勝ち、初優勝を飾った。県勢としての夏の甲子園優勝は2010年の興南以来、2回目となった。

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