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阪神甲子園球場

 朝日新聞社と日本高校野球連盟は6日、主催する今夏の第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕)の臨時運営委員会を大阪市内で開き、2部制で4試合を行う大会第2、3、5、6日の第2試合は、午後1時30分を過ぎたら新たなイニングに入らないことなどを決めた。

 2部制で4試合を行う日の第2試合は、午後1時45分を過ぎると継続試合となる。イニング間で試合が打ち切りになることをできるだけ避けるのが狙い。夕方の部は原則として、午後10時以降は新たなイニングに入らない。継続試合は翌日以降に行う。午後10時以降は鳴り物を使った応援は禁止になる。

 8月5~7日にその日の全試合が雨などで中止になった場合、基本的には1日ずつ順延となるが、7日までに継続試合が発生した場合に備えて午前の2試合のみを予定している8日に夕方の部を新たに設定することはしない。

 また近年、宿泊費が高騰していることから代表校の宿泊補助費を2千円増やし、1万円(1人、1泊)とする。

 暑さ対策の一環として、審判委員は白帽子を着用し、前回大会で塁審に認められた白シューズを球審も使用することも決まった。

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