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 第107回全国高校野球選手権京都大会(京都府高校野球連盟、朝日新聞社主催)の運営委員会が30日、朝日新聞京都総局で開かれ、大会日程が決まった。開幕は7月5日で、決勝は27日に予定されている。会場は、わかさスタジアム京都(京都市右京区)、太陽が丘球場(宇治市)、あやべ・日東精工スタジアム(あやべ球場、綾部市)の3球場。76校71チームが出場する予定で、夏の甲子園をかけて熱戦を繰り広げる。

 開会式は5日午前10時、決勝は27日午前10時から、いずれもわかさスタジアム京都で行う。日程は、1回戦=5、6日▽2回戦=6~14日▽3回戦=14~16日▽4回戦=17~20日▽準々決勝=22、23日▽準決勝=25日。予備日・休養日は7、11、18、21、24、26日で、天候などにより変更となる場合がある。

 入場料は3球場共通で、内野席は一般千円、高校生と70歳以上は400円。わかさスタジアム京都では、準々決勝以降に外野席も開放され、一般300円、高校生と70歳以上200円となる。中学生以下と障害者手帳の所持者、車いす利用者の介助者は無料。

 組み合わせ抽選会は6月21日午後3時から、右京ふれあい文化会館で行われる。春の府大会で8強入りした京都共栄、東山、龍谷大平安、城南菱創、乙訓、北稜、京都工学院、鳥羽は、シード校として2回戦から登場する。

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 京都大会の優勝校、準優勝校に贈られるメダルと盾は、彫刻家で京都教育大非常勤講師の森野政順さんが制作した。左に走者、右に打者を配置し、流れるような線で表現。背面にはボールをイメージした球体が描かれている。

 森野さんは「大会回数の107と開催年の2025の文字にも動きをつけ、107回の大会を楽しむ姿勢で戦いぬこうとする気持ちを象徴的に表現した」とコメントしている。

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