広島県

 広島県高校野球連盟は22日、7月に開催する第107回全国高校野球選手権広島大会(朝日新聞社、県高野連主催)の要項を発表した。連合チームを含む90校85チームが参加し、6月20日に組み合わせ抽選会が開かれる。7月5日の開会式はマツダスタジアム(広島市南区)で、26日の決勝は電光石火きんさいスタジアム三次(三次市)である。

 参加チームは昨年の86チームから1減った。連合チームは、福山商・神辺▽向原・加計・千代田・三次青陵▽黒瀬・大柿の8校3チーム。忠海は部員不足のため、部員を借りる派遣協力制度を利用して武田から選手を派遣してもらう。県高野連によると、県内での制度の利用は12年ぶり。

 開催球場は、バルコムBMWベースボールスタジアム▽鶴岡一人記念球場▽東広島アクアスタジアム▽ぶんちゃんしまなみ球場▽やまみ三原市民球場▽エブリイ福山市民球場を含む8球場。

 広島大会では熱中症対策として、ベンチにスポットクーラーを設けるほか、新たにスタンドにミスト扇風機を置く。五回終了時のクーリングタイムは2分短縮し、8分間にする。

 入場料は大人1千円、中高生100円。小学生以下と所定用紙を提出した学校応援団は無料。マツダスタジアムである開会式・開幕試合の前売り入場券は、オンラインチケットサービス「あさチケ」で6月25日正午~7月5日午後1時に販売する予定。

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