上毛新聞敷島球場=前橋市

 第107回全国高校野球選手権群馬大会(群馬県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の運営委員会が28日、前橋市内であり、大会の詳細が決まった。加盟校68校のうち、66校59チームが参加する。大会は7月5日に開幕し、同27日の決勝まで14日間の日程で開催される。

 66校のうち「前橋西、吉井、長野原、嬬恋」の4校と、「四ツ葉学園、玉村、下仁田」の3校、「尾瀬、榛名、藤岡工」の3校は、それぞれ部員不足により連合チームを組んで参加する。万場、板倉の2校は部員がおらず不参加となる。参加チーム数は昨年と同じで、参加校数は昨年より2校増えた。

 試合は、上毛新聞敷島球場(前橋市)、高崎市城南野球場、小倉クラッチ・スタジアム(桐生市)の3カ所で開催。7月5日の開会式(午前8時5分開始)と1回戦1試合は上毛敷島で行う。準々決勝以降は上毛敷島の1球場で実施。準々決勝は2日間にわけて実施する。決勝は午前10時試合開始で、その他はいずれも第1試合が午前9時開始予定。

 3回戦以降、21、24、26日に3日間の休養日を予定。雨天順延に伴って休養日に試合をする場合もありうるが、準決勝が中止または継続試合となり、26日に試合を行った場合は、選手の健康に配慮し、決勝を28日に延期する。特に継続試合となった場合は3日連続で試合となることも想定され、それを避ける目的もある。

 組み合わせ抽選会は6月13日、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)で行われる。春季関東地区高校野球大会県予選で優勝した健大高崎、準優勝の桐生第一、準決勝に進出した前橋育英と東農大二、8強入りした前橋、前橋商、桐生市商、利根商がシードになる。春季関東地区大会では健大高崎が優勝し、桐生第一が8強入りするなど、強豪ひしめく群馬大会は熱戦が予想される。

 各球場とも一般の観客を入れて試合を行う。入場料は大人700円、高校生は写真付き身分証明書を提示すれば100円、中学生以下無料。入場券は球場窓口で販売する。

大会日程(カッコ内数字は試合数)

7月 5日 開会式、1回戦=上(1)

   6日 1回戦=上(3)、高(3)、小(2)

   7日 1回戦=上(2)、高(2)、小(2)

   8日 1回戦=上(2)、高(2)、小(2)

   9日 1回戦=上(2)、高(2)、小(2)

  12日 2回戦=上(2)、高(2)、小(2)

  13日 2回戦=上(2)、高(2)、小(2)

  14日 2回戦=上(2)、高(2)

  19日 3回戦=上(2)、高(2)

  20日 3回戦=上(2)、高(2)

  21日 休養日

  22日 準々決勝=上(2)

  23日 準々決勝=上(2)

  24日 休養日

  25日 準決勝=上(2)

  26日 休養日

  27日 決勝=上(1)、閉会式

 (上=上毛新聞敷島球場 高=高崎市城南野球場 小=小倉クラッチ・スタジアム)

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