神奈川県

 神奈川県川崎市は、市内にある115カ所すべての放課後児童クラブ「わくわくプラザ」で、夏休み期間中に昼食を提供するサービスを始める。担当者は「保護者の負担を減らしたい。今回の取り組みを経て、冬や春休みも実施したい」としている。

 市では、すべての市立小学校に児童の遊びや生活の場として「わくわくプラザ」を設けている。長期の休みでは利用者に弁当を持参してもらっていた。保護者からは昼食の提供を望む声が寄せられていた。

 市は昨年の夏休みに同プラザのうち26カ所で昼食の提供を試行。好評だったとして、今年は全施設で実施する。1食600円程度。

 市によると、同プラザは指定管理者などが運営している。昼食を提供するのは川崎区内の二つの弁当事業者。スマートフォンのアプリなどを利用して保護者が直接、弁当事業者に注文をする。

 川崎区内のさくら、大島、東大島小学校内の同プラザは運営法人内の事業所でつくる弁当を希望者に提供するため、対応が異なる。

 横浜市では、昨年度から市内の放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ全565カ所で夏休み期間中の昼食提供を開始。今年度はさらに冬休みと春休みでも実施する。

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