京都市が2024年の紅葉シーズンに、市内の主な観光地を訪れた人の数を調べたところ、前年と比べて日本人が平均して約15%減った一方、外国人は約30%増えていた。混雑などを嫌い、日本人観光客が「京都離れ」した可能性を示すデータの一つと言えそうだ。
京都市が24年11月1日~12月15日、携帯電話の位置情報をもとに初めて分析した。主な観光地の日本人の数は各エリアごとにみると、北野天満宮で42%、伏見稲荷で23%、金閣寺、清水五条、花見小路(祇園)で各19%、錦市場で16%、前年から減っていた。
逆に外国人客数はいずれの場…