【ロサンゼルス共同】米大リーグの公式戦で史上初の女性審判員が9日、誕生した。48歳のジェン・パウォルさんがアトランタで行われたブレーブス―マーリンズのダブルヘッダー第1試合で一塁塁審としてデビューを果たした。
試合後に記者会見に臨んだパウォルさんは「本当に夢を実現できた。フィールドに出た際、大勢の方々が拍手と声援で迎えてくれた光景はとても感動的だった」とにこやかに語った。この日使用した帽子は米国野球殿堂博物館に寄贈。10日(日本時間11日)には球審を務める。
元ソフトボール選手のパウォルさんは、2016年にマイナーリーグでの審判員を始めた。