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 4日に行われた英国下院(定数650)の総選挙は、英メディアによると、最大野党・労働党が与党・保守党を破って単独過半数を獲得し、14年ぶりに政権を奪取することになった。労働党には、どのような課題が待ち受けているのか。ロンドン大学クイーン・メアリー校のソフィア・コリニョン上級講師(比較政治学)に聞いた。

 大勝して14年ぶりに政権の座につく労働党が、直面する課題は少なくない。まず保守党のスキャンダルなどを受け、国民の政府への信頼は非常に薄い状況だ。新政権は、国民が「変化」を実感できる政策を行い、信頼を取り戻していくことが求められる。

 英国でも政権発足当初、国民…

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