Smiley face
写真・図版
フリースクール「みらいゲート秋葉原」で、図鑑を読んだり、職員とカードゲームをしたりする子どもたち=4月30日、東京都千代田区
  • 写真・図版

 大型連休明けの5月は、夏休み明けと並んで不登校が1年で最も増える時期だと言われる。休み明けとともに、新年度が始まり1カ月頑張った疲れがたまることが大きいと見られている。加えて、最近は運動会がきっかけの一つになることもあるようだ。

 不登校の子のための個別指導塾などを運営する「キズキ」(東京)は今年4月、連休明けの不登校に備えるためのガイドブックを作った。不登校の主な理由や、子どもと向き合うヒントなどが書かれている。

 キズキによると、大型連休明けは例年、不登校に関する相談が増える時期だ。子どもにとっては春の新生活の疲れがたまる頃で、張り詰めていた気持ちが連休で緩むことも不登校のきっかけになりやすいという。

「みんなで」が苦手な子も

 ガイドブックは表紙を含め8…

共有