大相撲「大阪・関西万博場所」をPRする日本相撲協会の武隈豪太郎親方(左から2人目)と実行委員会のメンバーら=2025年5月7日午後2時19分、大阪市中央区、岡純太郎撮影

 大阪・関西万博の会場で開かれる大相撲の夏巡業に向け、日本相撲協会の巡業担当で元大関・豪栄道の武隈豪太郎親方らが7日、大阪府庁で記者会見をした。武隈親方は「初めて相撲を見に来られる方にも、魅力的なイベントにしたい」と意気込みを語った。

 巡業による「大阪・関西万博場所」は、8月3日に会場内の「EXPOメッセWASSE」で開かれ、約270人の力士や親方が参加する。

 午前に公開稽古のほか、子どもたちと力士のふれあいイベントなど通常の巡業にはない「特別なプログラム」を準備。午後に取り組みや幕内土俵入りがある。

 大阪府出身の豪ノ山関や宇良関、朝紅龍関も参加する見込み。武隈親方は「この3人が(番付の)上位の方に上がってくるとより盛り上がると思うので、期待したい」と発破をかけた。

 観覧には「サポータープラン」(3万5千円と10万円の2種類)への申し込みが必要。このほか、1500人~2千人規模が無料で観覧できる場所も設けるという。問い合わせは同実行委員会事務局(06・6136・3032)へ。

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