【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が21日、ロサンゼルスでのダイヤモンドバックス戦前に行ったブルペンでの投球練習で、2023年9月の右肘手術後初めてスライダーを解禁した。肘への負担が大きいとされる球種で、手術後は傾斜で一度も投げていなかった。
20日に平地でスライダーを投げ始めた大谷はこの日、ブルペンでカーブやツーシームも含めて計21球を投げた。次のステップとなる実戦形式への登板が近づいており、ロバーツ監督は「(メッツと対戦する)土曜日のシティ・フィールドで、もう少し前進があるかもしれない」と語った。