ブレーブス戦の6回、二盗を決めるドジャース・大谷=ロサンゼルス(共同)

 ドジャースは3月31日、ロサンゼルスでブレーブスと対戦した。大谷は1番・指名打者で出場し、3三振でも1番打者としての役割を全うした。

 一回は際どい球をファウルにし、フルカウントから四球で出塁。1死後にT・ヘルナンデスの2ランで先制のホームを踏み、開幕から6試合連続で30球団トップとなる最多9得点目をマークした。

 再び四球で出塁した六回には二盗を成功させ、2試合連続の盗塁を決めた。昨年のWシリーズで脱臼した左肩への影響を抑えるためか、左手を浮かせたまま二塁へと滑り込んだ。得点にこそつながらなかったが、チャンスをきっちり広げる好走塁。ロバーツ監督は「足から入る基本に忠実な滑り方。スライディングが本当に鋭くなった」と目を細めた。

 先発グラスノーの好投と多彩な攻撃がかみ合ったチームは6点を奪って快勝。本拠地がロサンゼルスに移転した1958年以降で最長タイとなる44年ぶりの開幕6連勝を飾った。

 Wシリーズ2連覇へ向かうところ敵なしの様相だ。新加入のコンフォートは「チーム全員が向上心の塊」と話した。(ロサンゼルス共同)

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