大リーグ、ドジャースの大谷翔平(31)が27日(日本時間28日)、本拠地ドジャースタジアムであったレッズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発登板し、5回を1失点に抑え、エンゼルス時代の2023年8月9日以来の復活勝利を挙げた。
大谷は三回にソロ本塁打を浴びて先取点を許したが、四回、大谷のチーム初安打を足がかりにドジャースが4―1と逆転した。
大谷は23年9月に自身2度目の右ひじ手術を受けて、今年6月に投手として復帰。この日、今季11度目の先発マウンドに上がると、復帰後初めて5回を投げ切り、被安打2、今季最多となる9奪三振の内容だった。試合はドジャースが5―1で勝った。
大谷は23年8月23日のレッズ戦で先発したものの、右ひじの靱帯(じんたい)を損傷。9月19日に右ひじ手術を受け、ドジャースに移籍した昨季から投手復帰のプログラムに取り組んでいた。