大リーグ・ドジャースの大谷翔平(31)は23日(日本時間24日)、本拠ドジャースタジアムでのツインズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場し、一回に5試合連続となる37号ソロを放ち、自身がもつ日本選手の連続試合本塁打記録を更新した。球団記録にも並んだ。大リーグ記録は8試合連続。
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一回1死、2ストライクからツインズ先発右腕の79マイル(約127キロ)の緩い変化球をとらえた。打球は中堅左の観客席に飛び込み、先取点をもたらした。5試合連続の球団記録はマックス・マンシーら6人が持っており、大谷は7人目となった。
三回の2打席目は高めの96・5マイル(約155キロ)の直球に空振り三振、六回の3打席目も高めの97マイル(約156キロ)にバットが空を切った。1点を追う八回の4打席目は左飛に倒れた。チームは4―3で逆転勝ち。大谷は1点を追う九回2死一塁で申告敬遠で出塁し、サヨナラの本塁を踏んだ。
大谷はテレビ中継のインタビューで「相手はすばらしいピッチャー。その中で先制点をとることができてよかったです」と初回の一発を振り返った。
大谷は前日にメジャーでは日本選手で初めて4試合連続でアーチを描いていた。日本では、日本ハム在籍時の2016年5月に5試合連続本塁打をマークしている。