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白川村誕生150周年式典に出席した大野泰正参院議員(右)=2025年6月14日、岐阜県白川村、荻野好弘撮影
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 自民党派閥の裏金事件で在宅起訴され、離党した大野泰正参院議員(66)=岐阜選挙区=が21日、来月3日公示見込みの参院選に立候補しない意向を明らかにした。自身のブログで表明した。

 大野議員は昨年1月、裏金事件に絡み政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴されたが、「やましいことはない」と関与を否認し、これまで進退は明らかにしていなかった。

 大野議員はブログで、「無所属になってからは、今までの80%くらいのパフォーマンスになってしまい、そのことが議席を預かる者として、何よりつらかった」と説明。「この状態が改善できないまま、議席をお預かりすることは、皆様のお心に応えることが出来ないということであり、あってはならない」と記し、参院選に立候補をしないと表明した。

 今後については「いったん立…

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