大阪府

 大阪府忠岡町が発注する工事の入札情報を参加業者側に漏らしたなどとして、大阪地検は3日、杉原健士(きよし)・前町長(64)を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の罪で在宅起訴したと明らかにした。

 起訴状などによると、前町長は昨年7~12月の同町が発注する指名競争入札について、最低制限価格などの秘密事項を入札に参加した町内の会社役員らに漏らし、公正な入札を妨害したとされる。在宅起訴は5月27日付で、地検は認否を明らかにしていない。

 前町長は現職だった今年3月、大阪府警に官製談合防止法違反容疑などで書類送検され、その後辞職していた。

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