大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)で、13日の開幕に先立ち来場者を招いて運営体制を確かめる「テストラン」が5日開かれ、大阪府・大阪市の公募に当選した府民が一足早く、万博を楽しんでいる。
テストランは、関係者のみを招いた4日にも行われたが、一般の参加者が訪れるのは5日が初めて。大阪メトロ夢洲(ゆめしま)駅すぐの会場東ゲートには、午前9時の開場前から長い列ができた。
大阪市天王寺区から来た西村久美子さん(60)は「チケットを買う前に、まずは見てみたかった。せっかくなので外国のパビリオンを見てみたい」と話した。
大阪府・市は1月末から、府内在住者を対象に、5、6日の2日間のテストランの参加者約4万人を公募。約35万人の応募があった。5日は公募の約1万8千人を含め、約3万人が来場する予定だ。
万博会場では4日、建設中のブラジルパビリオンから火が出て、消防車が出動。ただ、到着した時点ですでに関係者が消火していたといい、消防や警察が原因を調べている。
ブラジル館はテストランへの参加を予定しておらず、万博を主催する日本国際博覧会協会は5日のテストランは「予定通り」だとする。ただ、海外パビリオンには建設が終わっていないところも多く、テストランへの参加は一部にとどまっている。