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開幕に向けて建設が進む大阪・関西万博会場=2024年12月1日、大阪市此花区の夢洲、朝日放送テレビヘリから、水野義則撮影

 4月13日の大阪・関西万博の開幕まであと100日。会場となる人工島の夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に158カ国・地域が集う。上空から眺めると、多くのパビリオンの完成が近づいているように見える。先行予約特典があった超早割一日券に続き、ほかの券種でも、13日からパビリオンやイベントの抽選申し込みが始まる。

 パビリオン(展示館)は84棟ある。リング内側には、参加国が独自のデザインで建てる「タイプA」が42棟(47カ国)、万博を主催する日本国際博覧会協会が代わりに建て参加国が内外装を手がける「タイプX」が4棟(4カ国)、協会が建てる共同館の「タイプB、C」(107カ国・地域と9の国際機関)が計11棟建つ。このほか、シグネチャーパビリオンは8棟ある。リング外側には、民間の13棟や、大阪ヘルスケアパビリオン、日本館、女性館など6棟が並ぶ。

 開幕までの課題も残る。最後の「タイプA」の着工は24年12月上旬までずれ込み、一部のパビリオンは開幕に間に合わない恐れもある。前売り券は同月25日時点で約746万枚が売れたが、目標の1400万枚の半分ほどだ。

■大阪ヘルスケアパビリオン …

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