2025年の大阪・関西万博の参加国が自らデザインして建てる「タイプA」のパビリオン47カ国42棟の配置が固まった。タイプAは当初、60カ国がめざしたが、建設費の高騰や自国の情勢などで簡易型への変更や撤退が相次ぎ、敷地が変わったケースもある。
万博を主催する日本国際博覧会協会の関係者らが明らかにした。パビリオンは、会場の中心に位置する直径675メートルの大屋根リングの内側に参加国、外側に日本勢などが配されている。
このうち、タイプAは参加国が建物のデザインで自国の文化や伝統、自然などを表現するため「万博の華」と称される。設計から建設、展示の費用をすべて負担するため、費用も手間もかかる。
このほか、協会が建てた箱形…