大阪・関西万博のパビリオン

 来年4月に開幕する大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は10日、参加する国や国際機関などのパビリオンの配置を発表した。参加国が自前で建物をデザインするパビリオン「タイプA」は47カ国42棟で、協会がかわりに建てて、入る国が建物内外を装飾する「タイプX」は5カ国5棟となった。

 万博に参加する国は161カ国、国際機関は8。このうち、どのパビリオンに入るか決まっていないのは、アフガニスタン、ニジェール、ブルネイ、南アフリカの4カ国と、オーストラリアやパプアニューギニアなど16カ国と2地域でつくる太平洋諸島フォーラム。

 タイプXは、トルコ、インド、イラン、アンゴラ、ブラジル。協会はタイプAで参加する国で、準備に遅れが目立つ国にタイプXの活用を進めてきた。タイプAで参加する国のうち、4カ国は建設会社がまだ決まっていないという。(原田達矢、諏訪和仁)

【海外パビリオン】

●タイプA

①ウズベキスタン②インドネシア③オーストラリア④サウジアラビア⑤スペイン⑥タイ⑦モナコ⑧アゼルバイジャン⑨韓国⑩ドイツ⑪ルクセンブルク⑫ネパール⑬セルビア⑭マレーシア⑮アイルランド⑯ベルギー⑰イタリア・バチカン市国⑱シンガポール⑲ブルガリア⑳オランダ㉑オマーン㉒ハンガリー㉓中国㉔クウェート㉕フィリピン㉖米国㉗フランス㉘オーストリア㉙スイス㉚コロンビア㉛ポルトガル㉜カナダ㉝アラブ首長国連邦㉞カタール㉟ルーマニア㊱英国㊲ポーランド㊳チェコ㊴マルタ㊵北欧5カ国㊶トルクメニスタン㊷バーレーン

●タイプX

[1]インド[2]トルコ[3]イラン[4]ブラジル[5]アンゴラ

【日本勢などのパビリオン】

〈1〉パソナグループ〈2〉吉本興業ホールディングス〈3〉バンダイナムコホールディングス〈4〉ゼリ・ジャパン〈5〉大阪外食産業協会〈6〉飯田グループホールディングス〈7〉日本ガス協会〈8〉玉山デジタルテック〈9〉関西広域連合〈10〉大阪府・大阪市〈11〉NTT〈12〉電気事業連合会〈13〉住友グループ〈14〉パナソニックホールディングス〈15〉三菱グループ〈16〉ウーマンズパビリオン〈17〉日本政府

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