13日に開幕する大阪・関西万博に、名古屋大学発のベンチャー企業「ヘルスケアシステムズ」(ヘルスケア社、名古屋市、滝本陽介社長)が腸内細菌の無料検査「ワタシの腸内チェック」を提供している。腸内細菌について知ることから始まる未来の健康なカラダづくりとはどんなものなのだろうか。
「ワタシの腸内チェック」は森永乳業(東京都)とコラボレーションした事業で、大阪ヘルスケアパビリオンの森永乳業ブースで受けられる展示コンテンツのひとつだ。
検査キットを使い事前に検体(便)を送付すると、ビフィズス菌やブラウティア菌など代表的な5種の腸内細菌の割合を調べ、結果は万博会場の同ブースで確認できる。
健康づくりのための食事や生活習慣についてアドバイスも受けられる。検査の希望者は、来場予定日の5週間前までに同パビリオンの公式アプリから申し込む。対象は来場者4万人だが、すでに5千人ほどの申し込みがあるという。
腸内環境の改善、効果は便秘のみにあらず
なぜ腸内細菌を知ることが健康につながるのか。
腸内環境と言うと、これまで…